秋の全国交通安全運動が展開される中、愛媛県西条市内の小学校では自転車で通学する児童を対象にした交通安全教室が開かれました。
西条市の玉津小学校で開かれた、25日の交通安全教室には、自転車で通学している児童およそ30人が参加しました。
中では、まず、自転車のマナー向上や取締などにあたっている愛媛県警の「バイシクルユニット」による実演に続いて、児童たちが自転車に乗り、スラロームや8の字、それに一本橋渡りに挑戦しました。
普段とは違う走り方に戸惑う児童もいましたが、中には、スイスイと走り抜ける子もいて、楽しみながら自転車の正しい乗り方を学んでいる様子でした。
【女子児童】
「グネグネの道とかも通れるように練習できた」
この後、児童たちはバイシクルユニットの警察官らに誘導されながら下校していました。
【西条警察署 田崎交通課長】
「キープレフト左側走行と、2列で走行しない、1列での走行をお願いしたいと思います」
愛媛県警によりますと、県内では今年に入り24日までに、自転車に乗っていて事故に遭いケガをした人は277人で、去年の同じ時期と比べ33人少ないということです。