万事休す?カメラのレンズは、とある企業から…

万事休すかと思いきや、このやりとりをXに投稿したところ、とある企業のアカウントからダイレクトメッセージが…。

とある企業からのDM・美川タクシーのXより

そのダイレクトメッセージは、カメラ関連商品の輸出入を取り扱う愛知県の企業「焦点工房」の広報担当者からのもので、同じ広報担当者として、会社の魅力だけでなく町の魅力を伝える姿にとても感銘を受けた、とのことでした。

そして、「焦点工房」の広報担当者も同社の社長に掛け合い、カメラのレンズを「美川タクシー」へ提供できる許可を得たと、ダイレクトメッセージで連絡しました。

きっかけの投稿全文・美川タクシーのXより

実は、きっかけになった「美川タクシー」広報担当者の最初の投稿の際、カメラのお願いだけでなく「今はスマホカメラで頑張っていますが、美川タクシー、そして久万高原町の未来の為にもっと素敵な写真を撮りたいです!!」という内容も合わせて投稿していました。

「美川タクシー」のXのアカウントでは、広報担当者が撮影した久万高原町の写真が多く投稿されていて、もはや町の観光協会のアカウントのようです。

「美川タクシー」の広報担当者は、あいテレビの取材に対し「多くの反響があって驚いている。素直に嬉しい」と驚き、そして喜びの声とともに、次のようにコメントしています。

――カメラを始めたきっかけは?
(美川タクシー・広報担当者)
「アメリカの大学で4年間美術を学び、カメラにも興味が湧いた。ペルセウス座流星群を美川峰に見に行きまして、どうしても綺麗な星空はスマホのカメラでは限界がありまして、本格的なカメラが欲しいなと言う気持ちになって」

――カメラを使って何を撮りたいですか?
(美川タクシー・広報担当者)
「フォロワーさんの中で『御三戸の“軍艦岩”を見たい』とおっしゃってくださる方がいたので、カメラが届いたらまずは美川の御三戸嶽(軍艦岩)を撮影して投稿したい」