◇◇新たに誕生した「西口」
今も手つかず、荒涼とした駅前…
駅舎が高架化されるのに合わせ、新たに「西口」が誕生した松山駅。
既存の貨物ターミナルは取り壊され、広大な空き地となった。開業まで1か月となったが、現在に至ってもなお、ロータリーなどの整備は行われていない。
未舗装の空き地にそびえる近代的な駅舎は、遠くからでもよく目立つが、四国最大都市の駅前として見た場合、実に荒涼としている。
整備のバトンは松山市に
ちなみにこの空き地の整備計画を担っているのは、JR四国ではなく松山市。この空き地の再開発をめぐっては、これまでに、四国では唯一となる複合型バスターミナル「バスタ」の整備に向けた検討が行われたり、民間事業者から2000人規模のホールが適当とする意見が寄せられたり、経済団体から5000人規模のアリーナ整備が提言されるなどしていますが、方向性が明確化するのは、もう少し先になりそう。
市は「基本計画」を策定する事業者については、都内に本社を置く2社による共同企業体を選んでいて、年度末までに内容を固めたい考えです。








