中村時広知事は18日の会見で、愛媛県松山市出身の野球監督・近藤兵太郎とゆかりがある、台湾の「国立嘉義大学」を県内に招き交流を行うと発表しました。

中村知事
「昨年度から実施している野球文化交流促進事業の一環として、台湾・国立嘉義大学との交流事業を実施することになった」

「国立嘉義大学」はおよそ100年前、近藤兵太郎が野球部を甲子園準優勝に導いた嘉義農林学校が前身です。

大学のある台湾・嘉義市と県は去年10月に覚書を交わし、現地の少年野球大会に愛媛のチームが参加するなど交流を本格化させています。

今回は、来月7日から11日まで嘉義大学の野球部が来県し、四国の大学選抜と交流試合を行うほか、中村知事や学長らが今後の展望を語り合う「日台野球交流サミット」などが予定されています。