じめじめする季節に活躍するエアコンの除湿機能。

「ドライ」に設定したまま夜寝ると寒すぎる、と感じたことはないでしょうか。

時期によっては、朝起きると20度を下回っていたり、いまいち除湿されず寝苦しく感じることも…。

実は、エアコンの除湿には2種類あるんです。

1つは弱冷房除湿。通常の冷房は、室温が目標“温度”まで下がるまで冷房を続けますが、この弱冷房除湿は、その名のとおり目標“湿度”になるまで「微弱な冷房運転」を続けます。つまり、弱い冷房運転になるので、電気代は比較的安くなります。

もう1つは再熱除湿。エアコン内部で一気に空気を冷やして除湿したうえで、温度が下がり過ぎた空気を温めて室内に戻します。仕組みとして、室温をあまり下げずにしっかり除湿できますが、空気を温め直すため、電気代は弱冷房除湿に比べて高くなります。

多くのエアコンに搭載されているのは「弱冷房除湿」ですが、中~高価格帯の機種の一部には「再熱除湿」が搭載されています。