盛岡市と山田町でともに江戸時代を起源として毎年9月の秋祭りに行われる山車と神輿を運行する2つの行事が、それぞれ岩手県の文化財として新たに指定されることになりました。

これは2日に盛岡市で開かれた県文化財保護審議会で答申されたものです。
このうち「盛岡八幡宮祭りの山車行事」は大八車に人形を載せた山車が市内をめぐり、南部木遣(なんぶきや)りの音頭上げが特色の祭り行事です。江戸時代の城下町の形成とともに発展し、旧盛岡藩領内の他の山車に影響を与えたとされています。