岩手県平泉町の中尊寺で8日、正月行事の「金盃披き」が行われました。新型コロナによる中止を経て4年ぶりの開催です。
中尊寺の金盃披きは元日から続いた「修正会(しゅしょうえ)」という法要が無事に終わったことを祝い、1月8日に行われてきました。去年までの3年間は新型コロナウイルスの影響で中止されていて4年ぶりの開催です。今年は町内外からおよそ100人が出席しました。金盃は大・中・小の3種類が用意され、すべて合わせると末広がりの八合となります。8日は感染症対策のため回し飲みは行われず、代表者3人がそれぞれの金盃で清酒を飲み干したほか、他の出席者には升酒が振舞われました。参加した人たちは一年の幸せを願いながら盃や升を傾けていました。