17日=大谷デーはその通りの大谷劇場になりました。
メジャーリーグ・ドジャースの大谷翔平選手は、日本時間17日の試合に1番ピッチャーの二刀流で先発すると、投げては5回ノーヒット。
打っては今季50号ホームランと躍動しました。

日本時間17日行われた本拠地でのフィリーズ戦。
大谷は先発ピッチャーとして1回のマウンドにあがります。
先頭をセカンドゴロに打ち取ると、ナ・リーグホームラン王を争うライバルのカイル・シュワーバーをスライダーで見逃し三振。
フォアボールでランナーを出したものの、初回を無失点に抑えます。
すると2回以降は、1人のランナーも許さないパーフェクトピッチング。
4対0とリードした5回まで投げ切り、5つの三振を奪い無安打無失点と勝利投手の権利を得て降板します。
一方、バッター大谷は8回、この回先頭で迎えた第4打席。その2球目でした。
思い切って引っ張った当たりは、ライトスタンドへの今季50号ソロホームラン。
笑みを浮かべ確信歩きの大谷。
この一発でメジャー史上6人目となる2年連続の50本塁打到達、さらに50本塁打54奪三振の新たな50‐50も達成しました。
大谷、17日は5打数2安打1打点。
投打二刀流で躍動するまさに大谷劇場でした。

ところが試合は、大谷が降板後の救援陣が踏ん張れず、9対6でドジャースが敗れ連敗。ピッチャー大谷の2勝目はなりませんでした。