東京の国立競技場で行われている世界陸上は大会5日目の17日、男子やり投げの予選に陸前高田市出身の長沼元選手が出場しました。

陸前高田市出身でスズキ所属の長沼は、17日行われた男子やり投げの予選B組に出場。
男子やり投げは、84メートル50の予選通過ラインを超えた選手全員が決勝に進みますが、これが12人に満たなかった場合、A組B組を合わせた上位12人が決勝進出となります。
初の世界陸上の舞台となる長沼の注目の1投目は、74メートル70をマークします。
2投目は失敗となった長沼。
4月にマークした80メートル58の自己ベストに迫り、予選突破を手繰り寄せたいところですが、最後の3投目は72メートル43と伸びを欠き、長沼は予選全体の36位で敗退となりました。

このほかA組で出場していた崎山雄太選手とディーン元気選手も予選敗退で、この種目の日本勢の決勝進出はなりませんでした。