木村さんは生活拠点を東京からふるさと陸前高田に移し、震災翌年にはプレハブの仮設店舗で店を再開しました。
木村さんの父で三代目の昌之さんは当日を次のように振り返ります。

(木村昌之さん)
「とにかく1日1日生きるためにこれからどうしたらいいかというのを考えて時がどんどんどんどん過ぎていったっていう、そんな感じでしたね」

そんな父・昌之さんを木村さんは店の運営や企画など経営面から支えました。
店は2015年に現在の場所で再建を果たすと、奇しくも再建から10年となった去年、創業100年の節目を迎えました。

【初売り】
(木村洋平さん)
「初売りということでたくさんのお客様楽しみにしてらっしゃると思いますので、きょう1日もどうぞよろしくお願いします」

そして節目の年は続き、2026年は震災発生から15年です。
2026年の初売りには多くの人が店に足を運び、人気のバウムクーヘンなどを詰め合わせた福袋などを買い求めていました。

「ありがたいです。やっぱり暮れに買ったものが足りなくなって『やっぱお上げしたい』って人もあいさつなんかに新年に来るとお上げしたいと思うので」

「やっぱりずっと馴染みのあるお店があるっていうのは安心感があるのでこれからも続けてほしいなって思います」

津波被害を乗り越え迎えた101年目。木村さんの次の目標は?

(木村洋平さん)
「今までをこれからもずっとつないでいくといいますか、しっかりと長年にわたって基盤っていうものがありますので、そこをぶらさないように木村屋としてこれからの101年目といいますかそこもずっと今まで大事にしてきたものを変わらず大事にしていきたいなと思いますし、それがお客さまも望んでいることなんじゃないかなと思います」

「おかし工房木村屋」はこれからも地域とともに歩み続けます。