
2011年の東日本大震災から2026年3月で15年となります。
そんな中、震災の風化を防ごうという取り組みが進められています。

6月、宮古市田老に市の災害資料伝承館が完成。

津波が襲った時間で止まった時計や、ぐにゃりと曲がった案内標識などおよそ130点が展示されていて、貴重な資料が災害の記憶と教訓を次の世代へ伝えます。
山田町では高校生が小学生に過去の津波災害の歴史を伝える出前授業を行い、防災意識を高めることの大切さを訴えました。

(山田高校の生徒は)
「過去にあったから、しかもいつ来るかわからない自然災害は。だから命を守るのを一番に考えてほしいし、津波の怖さを覚えてほしいと思います」

年々厳しさを増す暑さなどの異常気象にいつ起こるかわからない災害。
それぞれに対する備えが新しい年にも求められます。







