
2025年も県内ではたびたび災害が発生し、緊張が走りました。

(訓練時の音声)
「津波警報が発表されました。海岸付近の方は高台に避難してください」

7月30日、ロシア・カムチャツカ半島付近を震源とする地震が起き、岩手を含む太平洋側の広い範囲に津波警報が発表されました。
久慈港で最大1.4メートルの津波が観測され、交通機関などに影響が出ました。
県内の海に面した12の市町村は避難指示を発令。

揺れを感じていないにもかかわらず避難しなくてはならない状況に戸惑う人も。
(避難者は)
「最初は注意報でしたからここまでとは思わなかったんですけれど」

「ここはエアコンとかないんですよ。扇風機でしのいでるんですけど・・・」
厳しい暑さの中での避難という課題も浮き彫りになりました。
そして1週間前の8日夜。

青森県東方沖を震源とする地震が発生し軽米町と一戸町で震度5強を観測。
県内に津波警報が発表され、久慈港では70センチの津波を観測しました。

この地震を受け気象庁は現在、2022年の運用開始以降初となる「北海道・三陸沖後発地震注意情報」を発表しています。







