気象庁が「北海道・三陸沖後発地震注意情報」を発表していることを受けて、達増拓也岩手県知事は備えの徹底を県民に呼びかけました。

達増知事は10日の定例記者会見で、次のように述べました。(達増拓也 岩手県知事)
「普段備えておくべきことが不足している人や職場や地域や集団などがあれば、それをこの機会に補っておこうというのが大事」気象庁は、8日夜に発生したモーメントマグニチュード7.4の地震を受けて現在、「後発地震注意情報」を発表しています。この情報は今後1週間程度、大規模な地震が発生する可能性が相対的に高まっているとして注意と備えの確認を呼びかけるもので、避難を呼びかけるものではありません。

達増知事は、後発地震注意情報の県民への周知について記者から問われると「社会経済活動は自由に行っていい、ということを理解してもらいながら方法を工夫したい」と話しました。