8日から岩手県二戸市の農場の牛舎に居座っていたクマ1頭について、市は10日午前、県内4例目となる緊急銃猟で駆除しました。
市によりますと、10日午前11時15分ごろ、二戸市上斗米にある農場の牛舎に侵入し、居座っていたクマ1頭を麻酔銃を使用した緊急銃猟で捕獲し、その後駆除したということです。
クマは体長1.2メートル、体重60キロほどのオスの成獣でした。
この農場では、8日午前4時半ごろ、関係者が牛舎内にいるクマを発見し、牛舎から出て行かないため警察に通報しました。
市は牛舎の入り口に箱わなを設置して捕獲を試みましたが、捕まえることができなかったことから緊急銃猟に踏み切りました。
牛舎内で飼育されていたウシおよそ60頭に被害はないということです。







