そのポスターの内容がすごい!
まずはこちら。

千厩劇場で上映された映画のポスター。
高田浩吉さん主演の「幡随院一家」は1940年の作品です。

田中絹代さん主演「絹代の初恋」のポスター(中央)です。
タイトルに「絹代の・・・」とつくことから察するに、この作品はアテ書き(田中絹代さんが主役を演じることをイメージして書き下ろした作品)でしょうか。
当時の田中絹代さんの人気のすごさがわかります。

こちらは映画ではりませんが、千厩劇場で上演されたステージのポスター。
よく見ると、ポスターに躍る文字がすごい!
「銃後の産業戦士に捧る 豪壮(よ、読めない・・・)絢爛の絵巻 移動大芸能祭!」
・・・「銃後の」とあるので、第二次大戦中の公演ポスターだと思うのですが、戦時中のものにしては派手で華やかなのに驚かされます。
「笑の王国 総合大演芸団」
「笑」は「お笑い」を意味するのではなく、「敵性語禁止」で「ショー」が使えないので、それに代わる言葉として使用されてのではないかと推測されます。

大人気だった喜劇俳優の榎本健一さんの映画のポスターもあります。







