練習終盤は試合形式での5対5です。

3人の外国人選手を軸にした攻撃は幅も広がり新シーズンに向けてチームは順調な仕上がりに見えました。
しかし、鈴木ヘッドコーチは厳しい表情。

時間をかけて練習したシュートの後、リング下にディフェンスに入るジャムなど分解練習で確認した動きができていませんでした。

(岩手ビッグブルズ 鈴木裕紀ヘッドコーチ)
「分解やっているときは全員がどこにいたって、ボールが離れてからリングに当たるまでの間、マイバンのところにコンタクトに行く。チームでやろうとしていることをそれぞれがやり切るメンタルの強さも欲しいし、体力がきつくてできないのであれば、俺たちプロである以上、体力を上げなければならない」

厳しいコメントには、B2の舞台で戦う覚悟とともに選手たちへの期待も込められていました。

(鈴木裕紀ヘッドコーチ)
「カテゴリーが上がるので、クレーもきっと壁にぶち当たるときはあると思うんですけども、そこはしっかりとチーム力で戦えたらなと思います。これだけ真面目にやり続けてくれる選手たちなので、それを期待して。今、厳しくやってるんですけども。目標である、まずレギュラーシーズン2位以内に入るはいそこはぶらさずにやり続けたいなと思います」


後藤翔平キャプテンも泥臭いディフェンスを徹底して勝利をもぎ取るスタイルをチームで共有することが自分の役割と考えています。

(後藤翔平キャプテン)
「僕が率先して声を出すというところを心がけていますし、若い選手も多いので、僕がリーダーシップ出して、しっかりどんなときも引っ張っていこうと思って今シーズンやってます」

2年ぶりにB2の舞台に挑む岩手ビッグブルズ。
全員でチームのスタイルを徹底してプレーオフ進出を目指します。