洋上風力発電の建設やメンテナンスを行う作業員を海に運ぶための船が岩手県釜石市の造船所で完成し、12日に進水式が行われました。

完成したのは、CTV船と呼ばれる洋上風力発電の建設やメンテナンスを行う作業員を海に運ぶための船です。
海運大手の日本郵船から受注した、釜石市の小鯖船舶工業が製造しました。

船の全長はおよそ28メートル、総トン数はおよそ145トンで、主にアルミでできた船は軽く、高速での運航が可能だといいます。

達増知事も出席した12日の進水式では当初海に船を降ろす予定でしたが、強風のため見送られ、完成を祝うセレモニーだけが行われました。
船は今後、秋田市の沿岸などでの洋上風力事業に従事する予定です。







