自然環境の保全やフードロスの削減など、高校生が考えた持続可能な開発目標=SDGsにつながるアイデアを披露し合う大会が8日、盛岡市で開かれました。


この大会「SDGs QUEST(エスディージーズ・クエスト)みらい甲子園」は、高校生がSDGsの目標達成に貢献するアイデアを発表する場として全国23の地域で行われているもので、岩手県内での開催は2024年に続いて2回目です。

8日は県内の15校35チームの中から最終審査を通過した12チームが出場しました。
発表では地域食材を使った商品開発から学校で生き物の生息する空間=ビオトープの整備など、形にすることを前提にしたものが目立ちました。

審査の結果、二子さといもやホップの未利用部位を活用したソーセージの開発について発表した花巻農業高校のチームが最優秀賞に選ばれました。
生徒たちは様々なアイデアに触れて、持続可能な未来へ思いを新たにしていました。