電気柵を販売するサージミヤワキ 神武海さん
「(畑の作物を)もっと食べたいと思ってもバチッとショックを受けると逃げる」

入ろうとしたら、嫌なことがあった、とクマに学習してもらうのです。
札幌市では、電気柵の無料貸出や、購入費用の半額を補助する制度がありますが、今年は、初めて講習会も開きました。

札幌市環境局環境共生担当課 清尾崇さん
「(クマが)作物を食べて味がおいしいと分かると、周りに行ってみようかなと、ほかの地域の人のところにも影響が出てしまうこともある」

参加者
「ヒグマも何度も出ている」
「(以前は)シカにはだいぶやられた。(去年は札幌市から電気柵を)借りて使いました。今年はちゃんと購入しようと思う」