日本競泳界の次世代を担う北海道出身のスイマー、黒田一瑳選手(19・明治大1年)。中学時代に才能を開花させ、恩師との絆を胸にアジア大会への切符を掴み取った。強豪・明治大学でタフな練習を積む彼の現在地と、2年後の大舞台への覚悟とは。

シャイな素顔と水中の情熱 競泳界の次世代アスリート

プールサイドでシャイな笑顔を見せる黒田一瑳選手
練習中に笑顔を見せる黒田一瑳選手(8月・神奈川県川崎市) ▶ギャラリーでさらに写真を見る

普段のトレーニングについて尋ねると「筋トレはあまりしない。好きじゃないので」とはにかむ。カメラの前では少しシャイな表情を見せる19歳の黒田一瑳選手だが、ひとたび水の中に入れば笑顔が弾け、チームメートからも「練習が盛り上がる」と慕われるムードメーカーだ。

チームメイトと練習に励む水中の黒田選手
取材に答える黒田選手

そんな彼はまもなく、アジア大会という大きな舞台に臨む。「国を背負って戦えることより光栄なことはない」と語る若きスイマーがその先に見据えているのは、ロサンゼルスでのメダル獲得。「北の大地から、世界を塗り替えろ」を胸に夢を手繰り寄せる次世代アスリートだ。