卵の価格高騰を抑える”技術”とは

大切な栄養源の卵。
高騰を抑えることはできないのか。
ある技術が注目されています。

殻が取り除かれた状態の卵、液卵(えきらん)です。

卵を、およそ65℃で3分から5分温め、サルモネラ菌などを殺菌。
冷凍することで、本来は傷みやすい卵を、約2年間保存できるようになりました。

主に業務用に作られていましたが、最近では、一般家庭向けの商品も開発されています。

農林水産省は、この技術に着目。
需要が少なく、価格が落ち着く夏の間に「液卵」の在庫を増やし、鳥インフルエンザが流行する秋以降に流通させることで、供給と価格を安定させたい考えです。

堀啓知キャスター)
ニワトリのえさの高騰などもあって、卵の価格の高騰が続いています。
政府が切り札として着目した「液卵」。
増産でどんな効果が期待されるのか、見てみましょう。

堀内大輝リポーター)
鳥インフルエンザの感染拡大などで、卵の生産量が減ると、家庭用・業務用とも供給量が逼迫し、価格が上昇してしまいます。

そこで登場するのが、この…液卵です。
業務用への供給量を増やすことによって卵の逼迫を軽減、解消します。
これによって、家庭用に振り向けられる卵が増えて、価格も安定していくことになります。
政府は、液卵の確保に向けて、凍結した液卵の保管施設の整備などを財政支援することを考えています。

堀啓知キャスター)
北大の迫田教授によりますと、卵の価格は今後も下がらない見通しということです。
液卵を臨機応変に供給することで、価格が安定するのか、注目していきたいですね。