卵の供給不足…いつまで続く?

12月の卵1パックの全国平均小売価格は308円。
「エッグショック」と言われた、3年前の7月は306円を超え、過去最高値を更新しました。
値上がりの理由の一つが、品薄です。

ラッキー山の手店 堀弘幸副店長
「卵の流通量に関しましては、通常時の約7割程度の入荷量となっております、現状としましては、全く通常時の入荷量に戻る見込みが立っておりません」

北海道内では、2025年10月から12月末にかけて、養鶏場で、高病原性鳥インフルエンザの感染が相次ぎました。

今シーズン、防疫のために殺処分されたニワトリは、全国13か所の養鶏場で合わせて390万羽。
そのうち北海道内は70万羽で、多くが、採卵用のニワトリです。

鳥類の感染症に詳しい専門家は、卵の供給量が戻るには、相当時間がかかるとみています。

北海道大学大学院 迫田義博教授(12月18日取材)
「若鶏が急にスーパーに並ぶ卵を産むわけではないので、やっぱり半年近くの時間はかかる、初夏くらいの頃まで実際には供給量が戻るのには時間がかかる」

感染拡大の原因とされる渡り鳥は、例年秋ごろから、日本列島を北から南へ縦断。春に北上するため、感染が再び広がる恐れもあります。

たとえ卵の供給量が戻ったとしても、価格については、高止まりが続く見通しです。

北海道大学大学院 迫田義博教授
「毎年冬になると、ある一定数の農家が鳥インフルエンザの被害を受けるので、これからも続くと思う、今の状況を見ると、これから下がることはないだろう」