陸上自衛隊は、旭川駐屯地に所属する50代の幹部自衛官が、部下に暴言を伴う指導をしたとして、この幹部に対し戒告の懲戒処分を行いました。
戒告処分を受けたのは、旭川駐屯地第2師団司令部の50代の佐官です。
陸上自衛隊によりますと、佐官は7月31日、部下に暴言を伴う指導を行い、精神的な苦痛を与えたということです。
指導を受けた部下が、その日のうちに陸上自衛隊のハラスメントホットラインに通報したということです。
陸上自衛隊の聴き取りに対し、佐官は「部下を助けたい。恥をかかせたくないと思い、強く指導した」「深く反省している」と話しているということですが、部下は精神的苦痛を感じたということです。
この懲戒処分について、陸上自衛隊第2師団長の大場剛陸将は「今後このような事案を起こすことがないよう、隊員に対する教育を徹底し、健全な部隊、隊員の育成に努めてまいります」とコメントしています。
処分は12日付です。







