コーチの教えで掴んだ「飛べる感覚」
夏のシーズン、佐藤選手は飛び方の意識を大きく変えたといいます。
「去年までは結構力を入れて自分を固めて飛んでたんですけど、そこを力抜いて、上半身を脱力して飛ぶというのを心がけて、夏シーズンはやってました」
その意識改革が実を結んだのが、サマーグランプリ第3戦のポーランド大会でした。
「今までの感覚では、空中で進んでなかったのが進んだ感じがしたんです。ジャンプ楽しい!って思いました」
その後、サマーグランプリ第5戦では表彰台に立ちました。指導する成田楓コーチは、佐藤選手にとって特別な存在となっています。
成田コーチの存在を「心の支えです」と即答する佐藤選手。海外遠征中も頻繁に連絡を取り合っています。
「自分のちょっとした変化にもコーチは気付いてくれるので、これからもやり取りはしたいなと思っています」
メンタル面に課題を感じている佐藤選手にとって、コーチの存在は技術面だけでなく精神面でも大きな支えとなっています。







