21日夕方、札幌市豊平区の警察署に正当な理由がなく侵入したとして、自称65歳の女が逮捕されました。

建造物侵入の疑いで逮捕されたのは、住所、職業、年齢がいずれも自称の札幌市豊平区に住む無職の女(65)です。

女は21日午後5時40分ごろ、札幌市豊平区の豊平警察署の敷地に正当な理由がなく、侵入した疑いが持たれています。

警察によりますと、交通の取り締まりから戻ってきた警察官が警察署西側の駐車場に女がいるのを発見。

当初、女は「探し物をしています」と話していましたが、所持品を検査したところ、ライターとオイルを持っていたため、問いただすと「火を付けるつもりだった」と話したということです。

建造物侵入容疑で自称65歳の女を逮捕した札幌豊平警察署

その場で逮捕された自称65歳の無職の女は、取り調べに対し「警察署の敷地に入ったことは間違いありません。火をつけて燃やすため」と話し、容疑を認めているということです。

警察は、女の動機など詳しいいきさつを調べています。