止まらないコメ価格の高騰

堀啓知キャスター)
おにぎりは、手軽に食べられる日本食として外国人観光客にも人気ですからね。

堀内キャスター)
取材したお店も客の半数が観光客で、その多くが外国人観光客ということです。20合のお米を炊いても、昼にはなくなってしまうほど反響があるそうです。

堀内キャスター)
大手コンビニエンスストアの価格も見てみましょう。高級路線のおにぎりなど、各社の商品ラインナップによっても変わりますが…3年前は、おにぎり1個=160円から170円台でしたが徐々に価格が上がり、ことし6月以降、各社200円を超えています。

堀キャスター)
気になるのは今後のコメの価格ですね。

堀内キャスター)
コメの小売業者などでつくる団体は、新米の収穫量が高水準になる見通しであることから、向こう3か月の価格の見通しとして値下がりする先安感が強まるとしていますが、キテネ食品館の中塚社長はこんな話をしています。

【キテネ食品館 中塚誠社長】
▼次の新米時期が見えてきた時に今年度産の在庫が残っていると、価格が下がる可能性も
▼ただ高い価格で買い付けた問屋がどう判断するか。当然、業者側も赤字を出すわけにはいきませんので、需要と供給のバランスをみた上での判断になるということでした。

堀キャスター)
今後、農家と消費者の双方が納得できる価格は実現するのでしょうか。『もうひとホリ』でした。