2022年から2024年にかけて、北海道江別市や札幌市の会社役員ら男女3人が共謀して、障害や難病などで働けない人に働く場を提供する就労支援事業者を装い、札幌市や江別市などから給付金およそ1億8000万円をだまし取ったとして、8日逮捕されました。
詐欺の疑いで逮捕されたのは、江別市の会社役員、湯原透容疑者51歳、札幌市の飲食店従業員、堀加奈容疑者35歳、札幌市の会社役員、曽根将路容疑者58歳です。
3人は、国の障害福祉サービスのひとつである就労継続支援B型の事業者の要件を満たしていないにもかかわらず、虚偽の申請をして手稲区に実態のない事業所を設立。
そこに札幌市や江別市、石狩市から障害者などが通ってきて作業などの訓練の就労支援を受けたかのように嘘の申請をして、2022年4月から2024年まで間に札幌市、江別市、石狩市の3つの自治体から、給付金としてあわせて1億1800万円をだまし取った疑いが持たれています。
警察は3人の認否については明らかにしていません。
警察は、湯原容疑者が主犯格とみて、余罪の有無などを詳しく調べています。







