11月7日は、成人の約5人に1人とも言われる「ある病気」がテーマです。生活習慣病のリスクが、2倍から5倍という隠れた病、そのリスクとは!?

先週、札幌市で開かれた「あるプロジェクト」のスタートイベント。衝撃の数字が明かされました。
北里大学大学院(産業精神保健学)田中克俊教授
「(睡眠の問題による)経済損失、医療費および生産性の低下によって、大体年間3兆5000億円ぐらいの損失がある。睡眠呼吸障害がいかに大変な状態なのか、日本人にいかに多いか」

テーマは「睡眠」。日本人に多い睡眠障害が国の予算を圧迫しているというのです。
プロジェクトは、道民1000人に約1年にかけて腕時計型の端末をつけてもらい、睡眠の深さ、いびきや無呼吸の時間帯などのデータを収集。生活の質の向上や企業のリスク軽減に活用しようという試みです。

プロジェクトを主催する ミルウス 南重信代表
「(睡眠時)無呼吸症候群を未然に検出して、(企業が)労働者のケアをするのは、これからの1つの流れになってくる」

睡眠障害の中でもリスクが高いのが…寝てる間に呼吸が止まってしまう『睡眠時無呼吸症候群』です。
国内の患者は、2200万人もいると推定されています。







