5日、北海道白老町で包丁所持の疑いで逮捕された無職の男について、警察は、近くで発生したコンビニエンスストアでの強盗の容疑で逮捕しました。

逮捕されたのは、白老町北吉原の無職、鈴木翔太容疑者、30歳です。

鈴木容疑者は、5日午前2時ごろ、白老町萩野のコンビニで、女性店員に包丁を突きつけて「金を出せ、強盗だ」と脅し、店員がバックヤードに逃げた隙に缶酎ハイやタバコを奪い逃走しました。

その数分後、自ら警察に「コンビニで強盗した」と通報。
近くの公民館の敷地内で包丁を持っていたところを銃刀法違反の疑いで現行犯逮捕されました。

鈴木容疑者は、その後、一旦釈放されましたが、警察は、コンビニ強盗の容疑が固まったとして6日昼前、建造物侵入・強盗の容疑で逮捕しました。

鈴木容疑者は「間違いない。事件を起こして刑務所に入るしかないと思った」と容疑を認めているということです。