新緑の6月。行楽シーズンも始まり、ガソリンも少し安くなったことで、ドライブする機会も増えているのではないでしょうか。そこで、今回は『うっかりやりがち!?実はそれ、違反かも!?』気になる交通ルールをおさらいします。
◆うっかりやりがち…それ違反かも?
・金城茉里奈アナウンサー
「みなさん『あれ?これでいいんだっけ?』と思いながら運転していませんか?もしかしたら『うっかり』交通違反を犯しているかもしれませんよ」
うっかり間違えてしまっている交通ルール。ただ、うっかりじゃすまされないことも…

・交通ジャーナリスト 今井亮一さん
「ものによっては違法になる可能性があります。非常に危険ですよね」
◆合流地点でのウインカーは右?それとも左?ポイントは一時停止の有無
まずは、高速道路の近くでよく見かけるこちら。本線の左側にある側道から本線に合流する一時停止のある地点で、ウインカーを右に出せばいいのか、左に出せばいいのか悩んだ経験ありませんか?
・四倉悠策ディレクター
「途中でウインカーを右から左に切り替えました」「ほとんどの車が右ウインカーを出しています」

30分ほど取材した結果100台中、右ウインカーを出した車は81台、左ウインカーを出した車は19台でした。
・30代「右ですかね」
・30代「右です。合流の感覚だったので右出しちゃってました」
・30代「左だった気がするんですけど、体感としては右に出したい」
交通事故などの裁判を1万件以上傍聴している交通ジャーナリストの今井亮一さんに聞いてみました。

・交通ジャーナリスト 今井亮一さん
「交差道路へ左折するという形なので、左ウインカーが正しいです。右のウインカーを出すと『合図義務違反』になります。一時停止があるということは交差点と考えられますので、角度がどうであっても交差点は交差点ですから、左に出るときは左ウインカーです」
ただし、一時停止がない場合は、車線変更と同じ扱いになるので右ウインカーが正解です。