ジーンズでも制服でもOK! 新たな校則でのびのびと学ぶ生徒たち

2023年の春に生徒が参加して校則の見直しを行った、名古屋市千種区の菊里高校。校則の見直しからほぼ半年が経ち、教室の中をのぞいてみると、制服の生徒の隣でジーンズ、Tシャツやパーカー姿の私服の生徒も見受けられます。

この高校では、入学式や卒業式などの式典を除いて、私服を認めるようになりました。もちろん、制服を着るのも自由です。

(生徒)
「夏の暑いときに制服より涼しい格好ができるのが良い」

服装の自由化は、生徒たちが2年かけて教師や保護者と話し合い実現したもの。なぜ制服が必要か、なくすとデメリットはあるのか、など、自分たちでとことん考え大人たちを説得しました。

(生徒)
「僕の2つ上の先輩、2年分の思いが詰まって、その成果を僕たちの代で形に出せたのは大きなことと思います」