「生水として飲むのには抵抗がある」


各務原市は三井水源地の一部の井戸を止めたものの、依然として国が定める数値を上回る状況のまま、市民の半数に当たる、約7万2千人に水道水を供給しているのです。これを受け岐阜県の古田肇知事は。

(岐阜・古田肇知事 8月1日)
「私どもとしては遺憾に思っている。早急にしっかりとした説明や対策をやっていただく必要がある」

そして8月7日。

(足立孝夫各務原市議)
「市民の皆さんに、一刻も早く安心してもらえるよう要望書を提出する」


各務原市議会は市に対し、原因究明や市民への周知の徹底を求める要望書を提出。市民は。

(各務原市民)
「ちょっと不安、どうして公表しなかったのか」
「生水として飲むのは私としては抵抗がある」

市は今後、原因究明とともに、活性炭を使った浄化処理などを検討しています。