「腹部エコー検査をやられた方がいい」

(医療相談した住民)
「私はこういう結果。この差は個人差ですか?」

(愛知県民主医療機関連合会 堀井清一会長)
「PFASの値が16.6という点では、2年に1回でいいので、腎臓がんのチェックとして腹部エコー検査をやられた方がいいと思います」

その中には田中さんの姿も…。

(田中隆裕さん)
「ちょっと(病院で)検査した方がいいと言われて、やってみようかと思った。説明してもらえてよかった」

相談を受けた医師は。

(愛知県民主医療機関連合会 堀井清一会長)
「この地域から近い医療機関で、PFASの外来診察と検査を準備してもらっている。継続的に住民の相談に乗れるようにしていきたい」

検出を報告せず水道水の供給続ける

一方7月28日、岐阜県各務原市が会見を開きました。

(各務原市)
「三井水源地で1リットルあたり99ナノグラムが検出されました」


各務原市は7月、3年前に市内の三井(みい)水源地で行われた水質検査で、国が定める2倍の数値のPFASを検出したと発表。しかし…。

(各務原市)
「ご報告が遅くなりましたことを、この場を借りしましてお詫び申し上げます。誠に申し訳ございませんでした」

各務原市は7月まで、この事実を公表していませんでした。