残したい「横井ケーブ」そのためには…

安部さん一行は、この5月、青いタープをかけ『横井ケーブ』を説明する案内看板を改めて立てた。日本語と英語で案内するものだ。

「横井ケーブ」にブルーシートをかけて養生

筆者は、いま56歳。ジャングルから帰国した時の横井さんと、ついに同じ年齢の“おっさんデスク”となってしまった。

今回、「穴」の画像のことを教えてくれた男性記者は、28歳で筆者とともに横井さんの取材を開始。

その横井さんは28年もグアム島のジャングルで生き延びた。​男性記者の人生すべてと同じだけの年数を「穴」の中で生きた。なんてことだとつくづく思う。

グアム・タロフォフォ村のジャングル


これが横井さんが見ていた青い空とジャングル。「横井庄一さんの戦争とは?」と考え続けている。

CBCテレビ 大園康志