取材して9か月 変わらぬことといえば・・・
そもそも私が細田議長を取材し始めたのは、去年5月の週刊誌によるセクハラ疑惑報道がきっかけだった。
その後も旧統一教会関連団体の会合で自ら挨拶を述べていた映像が明らかになるなど、その親密な関係が次々と指摘され、9か月が経過した今も、細田議長への取材を続けている。

取材で分かった確かなことは、細田議長がこれまでと変わらず記者の問いかけには全く応じず、無言のまま素通りするというスタンスだ。
その一方で、議長への警備体制だけが、このほど一気に様変わりしている。このバランスは見事なまでに対照的だ。

そして、分かったことはもう一つ。
細田議長が、これまでの疑惑について、自ら会見など公式な場での説明を一切行っていないことだ。
彼が発したコメントは全てA4サイズの文書でのみ。
このことは、SNSなどで“紙対応”と揶揄されるなど、国民への説明責任はいまだ果たされぬままだ。

そうした中、ことし1月24日。
そんな細田議長に新たな動きが・・・。
