トマトジュースだけじゃない…江南市は“地酒”で乾杯!

岐阜県との県境にある愛知県江南市にも、ユニークな条例が!

(江南市商工観光課・佐藤雅也主任)
「江南市乾杯条例です」

通称“地酒で乾杯条例”。市民に、もっと地元のお酒に親しみを持ってもらおうと、今から約10年前に制定されました。

(佐藤主任)
「宴会などの乾杯の際に、地酒を使ってほしいという思いがある」
Q.お酒の特徴は?
「私あまりお酒が強い方ではなくて…(苦笑)」

ということで、江南市の蔵元に取材に行くことに。

市内に3つある蔵元の一つ「丸井合名会社」。創業から230年以上経つ、県内でも指折りの老舗蔵元です。

(丸井合名会社 村瀬幹男代表)
「今年初めて作ってみたお酒。雄町という人気のお米を初めて使って作りました。大体どのお酒を飲んでもジューシーで、お米をしっかり溶かして、しっかり絞ったお酒」

Q.江南市は酒造りに向いている土地?
「元々はお米もたくさんとれていたし、水も豊富だった。たくさん酒蔵もあった。少なくなってきているが、今でもまだ愛知にはたくさんの酒蔵がある」

Q.江南市の乾杯条例は知っている?
「知っています。条例が施行された時にだけ、ちょっとお客さんが来てくれたりしたが、その後は正直誰からも忘れ去られているような…(苦笑)」