一宮市でベトコン “脳梗塞”で倒れた2代目店主

新京は1969年、一宮市で一号店がオープン。そこで生まれたのが、ベトコンラーメンでした。

店と味を受け継いだのが、2代目の稲垣賀彦さん(現在63歳)。

しかし3年前、稲垣さんは61歳の時に脳梗塞で倒れ、体にまひが残りました。

現在は、施設で暮らしています。

(新京2代目・稲垣賀彦さん)
Q. 体調どう?
「いい。すこぶる元気」

話すことも、手を動かすことも難しく、父から受け継いだ店もやむなく閉店に。生きがいであり誇りだった、ベトコンラーメンを作れなくなったことに初めは絶望していたと言います。

(ナーシングホーム寿々 榊原聖子施設長)
「スタッフにきつい言葉を言ったり、手が出てしまったりとかがあった。本当に苦しかったでしょうし、環境を理解するのに時間がかかった」