18日(土)午前3時にフィリピンの東海上で、台風24号「フンフェン」が発生しました。今後西寄りに進むため、日本への直接的な影響はない見込みです。
ただ、過去には11月30日に和歌山県に上陸したことも。これは極端な例ですが、10月末までは接近することも多々あります。

ことしはいつもの年に比べて、南海上の海面水温が高く、台風が日本近海で発生したり、発達したりするケースが多くなっています。もうしばらく台風が影響する可能性があるため、特に10月いっぱいは台風情報にご注意下さい。
この雲の画像は、伊豆諸島付近を通過した台風22号。
まさに、”日本近海で発達”しました。

気象庁の情報によると、22号は本州の南海上にあった7日午前0時で中心気圧が985hPaでしたが、8日午前0時には940hPaと、24時間で45hPaも低下しました。これは、急速に発達したことを意味しています。
ところで、この詳細な「気圧」や「風速」。海の上にあるのに、どのように観測しているのか、ご存じしょうか?実は、観測していないのです。










