きのうから始まったノーベル賞の発表。注目の有力候補が揃う名城大学には、ハッキリした経営戦略がありました。
「おはようございます!」


颯爽と現れた、名城大学の飯島澄男終身教授。ことし86歳になりましたが、晴れた日はいつも自転車で通勤しています。
飯島さんは直径がナノメートル単位と、極めて細い炭素の筒である「カーボンナノチューブ」の発見で知られ、スマホやパソコン、テレビなどの電化製品や、リチウムイオン電池などに活用されています。

発見から30年以上経ったことしも、新たにアラブのノーベル賞とも呼ばれる「キング・ファイサル国際賞」を受賞しました。
(名城大学 飯島澄男終身教授)
「研究している人が、まだまだたくさんいるんですよ。そういう意味では、まだ過去のものではない」
