火事からどう身を守る?

訪れたのは、去年5月にリニューアルしたばかりの三重県四日市市の「防災教育センター」。予約すれば、誰でも様々な防災体験をすることができます。ここで最初に体験するのが…

(防災教育センター 河村勤さん)
「地震のあと火事や津波が来たりする。(火災が発生した場合)煙からどう脱出するか」

地震が起きた後に、建物で火災が起きたことを想定し、狭い迷路のようなスペースに煙を充満させて、安全に逃げられるかを体験するコーナー。

(やす子さん)
「うわ、もう煙出てる。低い姿勢で…結構下まで煙がきている。(ドアが)開きません!」

ポイントは「低い姿勢」で前に進むこと。得意のほふく前進で低い姿勢は十分に取れていますが…視界が悪く、出口の場所が分からないため、約15m先のゴールにたどりつくまで1分近くかかりました。

(やす子さん)
「思ったより見えないし、開かない扉があることにパニックになり、より心拍数も上がって(煙を)吸い込んでしまう」

(防災教育センター 河村さん)
「慌ててしまうと立ち上がって、煙を吸ってしまう。何もなければ袖口でもいいので、できるだけ(煙を)吸わないようにする」