戦後80年。8月6日は「広島原爆の日」。原爆の後遺症で亡くなったひとりの少女と当時の名古屋の女子高校生たちとの間には「折り鶴」を通じた深いつながりが。平和のバトンをどう引き継ぐのか、考えます。

広島。爆心地に近い平和記念公園のシンボルとなっている「原爆の子の像」。女の子が掲げているのは、「折り鶴」です。その足元には毎年、世界中から平和を願う千羽鶴が届けられています。

(フランスからの観光客)
「広島に来る前にみんなでサダコの物語について学びました」
(アメリカからの観光客 夫)
「私たちは本当に幼いとき学校で彼女についての物語を読みました」
(妻)
「物語の中で彼女が白血病になり、友だちが彼女に『千羽鶴を折れば願いが叶う』と伝えたこと覚えています」
