長引く「物価高」の影響で、この夏の花火大会開催に危機感が高まっています。

三重県津市では、企業や市民らにむけて、例年より2か月も早く「協賛金募集」の呼びかけがスタートしています。
夏の夜空を彩ってきた三重県の「津花火大会」。
去年は、過去最高の約18万人が集まり楽しみました。ことしは72回目の開催で、7月26日(土)の午後8時にスタート。阿漕浦海岸の沖から、5000発以上の花火が打ち上げられる予定です。しかし…


(津市観光振興課 岸江直彦さん)
「コロナ渦前と比べても、全体の費用として約2割高騰している。このまま物価が高騰すると、他の自治体とかでもどんどん断念していくところも増えていくのではないか」

長引く物価高の影響が、暗い影を落としているのです。
コロナ禍前の「津花火大会」の協賛金の額は、約1900万円でした。しかし、ことしはそれを500万円上回る約2400万円を目標にしています。
何が値上がりしているのでしょうか?