「これでダメなら、それまでです」2025年の覚悟
期待の大きい選手だけに多くの指導者が多くのアドバイスを送り、石川昂も多くの打ち方を試してきた。その全てが糧になっている。
何度も何度も試行錯誤した結果、今は幼い頃から体に染み込んだ最も打ちやすい感覚を信じたいと言う。変化を感じた石川昂だったが、これだけは変えない覚悟だ。
「早くボールのラインにバットの軌道を入れる感覚、バットにボールを乗せる感覚。この2つだけは貫きたいですね。これでダメなら、それまでです」
一番変わっていたのは目の色だった。未来の大砲と言われ続けた男がついに真の大砲になる。
2025年がそんな年であって欲しい。

【CBCテレビ アナウンサー 若狭敬一】