メディア初取材!新幹線の自動運転システム

実用化も近いという「自動運転システム」も特別に取材。走行中の運転台にメディア取材が入るのは初めてです。JR東海の広報担当が持つカメラと共に、大石アナがJR社員以外は立ち入り厳禁の運転台へ。運転士の操作は、手元にある出発ボタンを押すだけです。

(CBCテレビ・大石邦彦アナ)
「運転士さんはボタンを押した後、何もしていません。しかし、新幹線はスムーズに発車しました」

この自動運転システムは、コンピューターが列車の速度や位置をリアルタイムで管理。線路の勾配やトンネルなどの走行条件も考慮して運転し、駅に定刻通りに到着可能か0.1秒ごとに確認して速度を調整します。運用開始は2028年ごろが目処。実用化に向け、さらに研究を重ねています。
(JR東海・丹羽俊介社長)
「列車を運行する主役は人間であり、人間がチームで運営していくもの。人間が働きやすくなる姿を目指して開発をしています」

CBCテレビ「チャント!」2025年1月7日放送より