県立高校の欠員が2000人超えに…
難関大学にも毎年多くの合格者を出す県内有数の進学校「明和高校」。附属中学に入学できると試験なしで高校に進学できることが約束されます。授業料は中学3年間はもちろん無料ですが、高校3年間は他の県立高校同様年間11万8800円です。去年10月に行われた、明和高校附属中学の説明会に参加した人は…
(参加した保護者)「やはり費用面は大きい。(Q 私立との違いですか?)それはありますよね」
(参加した児童)「好きなことが6年間ずっと続けられると聞いた。高校受験で興味があることを中断することなく続けられるのでいいかなと」

愛知県教育委員会は、大学受験までの6年間で幅広い教育ができるメリットがあるといいますが、背景にはこんなことも…
(愛知県教育委員会 中高一貫教育室 小野智之室長補佐 今年8月)
「2021年くらいから県立高校の欠員が増えて、2000人超えるようになった。魅力的な学校に変わらないとという危機感」
2021年度、愛知の県立高校では2600人以上の定員割れに。そのため、県立高校の魅力アップの戦略の1つとして、「中高一貫校」の導入を決めたのです。
