名古屋市緑区の学習塾で勉強する小学5年生たち。中学受験はまだ1年以上先のことですが、児童たちが学んでいるコースは、「公立中高一貫校受検対策クラス」です。愛知県では来年度から公立中高一貫校が開校します。
現在ある刈谷・半田・明和・津島の4つの県立高校に「附属中学校」が併設されます。入学できれば基本的には高校受験がないという人生の選択。愛知県立の中高一貫校は初めてということで注目されてきましたが、多くの志願者がいます。

12月9日発表の倍率は、4校平均で約8倍。なかでも、名古屋市の明和高校附属中学校は、普通コースの定員が80人。これに対して志願者は1364人。倍率は約17倍です。志願した6年生とその母親はこの倍率について…
(母親)「本当にすごいなと思った。そこまで高くなるのは予想できなかった」
(小学6年生)「わ~みたいな…(Q:もっと頑張ろうという思いは?)頑張ろうかなみたいな感じ」
