この日8600人が訪れる「100年前のトンネルを次世代に…」

ここが廃線となったのは1966年。その後、地元のボランティアの人たちが整備し春と秋に公開されるように。12月1日に訪れたのは、過去最多のおよそ8600人。関係者もここまで紅葉が遅れたのは、初めてのことだと言います。

ことしは紅葉のほかにも、トンネル内の線路上を移動できる特別仕様の自転車で楽しめたり、トンネル内の壁に妖怪たちがあらわれる仕掛けがあったりと、初めての企画が盛り込まれました。

(愛岐トンネル群保存再生委員会 村上真善理事長)
「100年前のトンネルを、できれば次の世代にバトンタッチしていきたいという思いで公開していて、認識を深めていただきたいと思う」