17日に成田空港に到着して、18日に名古屋にやって来るコモドドラゴン、体長が2.7メートルの「タロウ」くん。やはり大きいですね。

(大石邦彦アンカーマン)
体重は80キロあるそうで、2011年にシンガポールで生まれて、今は13歳、大変に希少な動物なんですよね。

(柳沢彩美アナウンサー)
コモドドラゴンは赤道直下のインドネシアのコモド島などに生息していて、野生では3000頭しかいない絶滅危惧種なんです。
また、嗅覚が発達していまして、4キロ先の動物の死骸にも気づくほどなのだそうです。
さらに、獲物にかみついた際に歯から毒を出して弱らせて、イノシシやシカなど大型の哺乳類を食べるということです。
(若狭敬一キャスター)
肉食なんですよね。

(柳沢アナウンサー)
18日に、いよいよ名古屋にやってきます。
コモドドラゴンの「タロウ」くん、暮らす場所は以前のゴリラ舎があった場所の一角ということで、ゴリラたちの新しい住まいと近いです。
(若狭キャスター)
正門から入るよりは、北門から入った方が近いということですね。


(柳沢アナウンサー)
そうなりそうですね。そして、東山動植物園と言えば、今から40年前にオーストラリアから初めてコアラがやってきました。その時の映像が残っています。
(若狭キャスター)
パトカーが先導して、やって来ていたんですね。
コアラは今も東山動植物園のシンボル的な動物の一つで、当時も長蛇の列ができていたんですね。
大石さん、今回のコモドドラゴンの誘致には、どれ位費用がかかっているんでしょうか?

(大石アンカーマン)
今回のコモドドラゴンはラッキーでした。
無償、無料で借り受けたんです、もちろん維持費は別なんですけれども。
維持費にはいくらかかるかは、まだ公表されておりません。
ちなみにコアラは1頭当たりの維持費が1か月約60万円、かなり高コスト体質で、ユーカリも食べるものと食べないものがあるとか、結構エサの選り好みをするんですよ。