高温になった車内に犬を置き去りにしたとして、岐阜県警が飼い主の男性を動物虐待の疑いで書類送検することが分かりました。

書類送検されるのは、岐阜県養老町の無職で50代の男性です。警察によりますと男性は、ことし7月20日大垣市のショッピングモールの駐車場に止めた車の中に、ダックスフント1匹を約4時間放置して虐待した、動物愛護法違反の疑いがもたれています。

この日、大垣市は最高気温が34.4℃に達し、エンジンが切られた車内で犬がぐったりしているのを通りかかった人が見つけ、警察に通報しました。

男性は、飼い犬3匹に狂犬病の予防接種を受けさせておらず、うち2匹は自治体への登録もしていませんでした。

このため警察は狂犬病予防法違反の疑いでも男性を書類送検する方針で、男性は調べに対し容疑を認めているということです。