自転車を乗る際の「ヘルメットの着用」は、2023年4月の法改正で「努力義務」となりましたが、なかなか着用率は伸びていません。そんな中、愛媛県は約60%の高い着用率を誇っています。ヘルメット着用が「当たり前」の環境を目指す取り組みを取材しました。
愛知県のヘルメットの着用率は全国平均以下
2023年6月、山口県で自転車と自動車との事故が発生しました。前方を走っていた自転車に、自動車が歩道の方に寄っていき、後ろから追突。


事故の際、自転車の男性はヘルメットをかぶっていて、フロントガラスに打ち付けられましたが、大きなけがはありませんでした。

2024年5月、愛知県一宮市で警察が呼びかけを行った際は、ヘルメットをかぶらない人がほとんど。ヘルメットの着用は努力義務になりましたが、罰則や強制力はありません。
2023年7月の調査で全国平均が13.5%。愛知県は7.8%に留まっていて、警察の呼びかけだけでは限界がありそうです。
